DNSレコード設定

DNSレコードの設定・編集を行うことができます。
DNSレコード設定は、無料にてご利用いただけます。

スタードメイン管理ツールにログインし、「ドメイン管理ツール」の「DNSレコード設定」をクリックすると、DNSレコード設定画面へ遷移します。

現在設定されているDNSレコードの一覧を表示します。

DNSレコード一覧

DNSレコードの追加が行えます。

DNSレコード追加

「タイプ」項目より、下記のようなレコードが設定可能です。

Aレコード

ホストとIPアドレスとの関連付けを定義するレコードです。

IPアドレス(IPv4)を指定します。

AAAAレコード

ホストとIPアドレスとの関連付けを定義するレコードです。

IPアドレス(IPv6)を指定します。

CNAMEレコード

正規ホスト名のエイリアス(別名)を指定するレコードです。
特定のホスト名を別のドメイン名に転送する時などに利用します。

ホスト名を指定します。(※IPアドレスは登録できません。)

ご注意!

CNAMEレコードの仕様上、以下のような書き方はできません。
このような設定を行った場合、DNSレコードが正しく機能しない可能性がありますのでご注意ください。

(1) MXレコードで設定したホスト名に対してCNAMEレコードを設定する

例:
ホスト名 タイプ コンテンツ
[空白].example.com MX mail.example.com
mail.example.com CNAME subdomain.example.com

(2) CNAMEレコードで設定したホスト名に対して「MX」「A」「TXT」などの他のレコードを設定する

例:
ホスト名 タイプ コンテンツ
subdomain.example.com CNAME abc.example.com
subdomain.example.com MX mailhost.example.com

(3) ドメイン名そのもののホスト名に対してCNAMEレコードを設定する

例:
ホスト名 タイプ コンテンツ
[空白].example.com CNAME subdomain.example.com

(4) 「ホスト名」と同一名のCNAMEレコードを設定する

例:
ホスト名 タイプ コンテンツ
subdomain.example.com CNAME subdomain.example.com
MXレコード

メールをドメインに配信するための定義をするレコードです。
優先度を併せて設定しますが、数が小さいほど優先度が高くなります。

ホスト名を指定します。(※IPアドレスは登録できません。)
すでに登録されているMXレコードと「同じホスト名」かつ「同じ優先度」の設定は追加できません。

TXTレコード
ホスト名に関連付けるテキスト情報を定義するレコードです。
「"(ダブルクォート)」が前後に存在する場合は、登録時に自動的に削除いたします。
ワンポイント!

外部サービスを利用する際、ホスト名が「@」の設定が求められた場合、ホスト名は何も入力せず「空白」で設定してください。

例:「@.example.com」の設定を求められる
→ホスト名には何も入力せず「.example.com」で設定します。

ワンポイント!

「コンテンツ」に対して、末尾に「.」がつくホスト名の入力を求められた場合、末尾の「.」は省略して入力してください。

例:MXレコードのコンテンツに対して「mail.example.com.」の入力を求められる
→末尾の「.」を省略し、コンテンツには「mail.example.com」と入力します。

ワンポイント!

独自ドメインへの「SPFレコード」の追加を求められた場合、TXTレコードに対してSPFの設定を追加してください。

記述例:
ホスト名 タイプ コンテンツ
[空白].example.com TXT

v=spf1 +ip4:xxx.xxx.xxx.xxx include:spf.sender.netowl.jp ~all

※「xxx.xxx.xxx.xxx」にはメール送信に利用するサーバーのIPアドレスを入力します。

DNSレコードを一括して追加・編集することが可能です。

DNSレコード一括編集

多数のDNSレコードを、テキストエリアを用いて一括設定することができます。
テキストエリア内に【1行に1レコード】ずつ記載をしてください。

DNSレコード一括設定
記載形式
[ホスト名] [レコードタイプ] [優先度] [コンテンツ]
※それぞれの間に、半角スペースを入力してください。[]は含みません。
ホスト名 DNSレコードを追加するホスト名です。 ※省略した場合は、対象のドメイン名がホスト名になります。
レコードタイプ 「A、MX、CNAME、TXT、AAAA」レコードが使用可能です。  
優先度 「MX」レコードの優先度を指定できます。 ※この項目は省略可能です。省略した場合や、「MX」レコード以外の場合は「0」となります。
コンテンツ 各レコードのコンテンツを記載します。 ※改行せず1行に記載してください。

Google Workspace(旧G Suite)各機能の導入に必要な「ドメインの所有権確認」「Gmail用MXレコード設定」「Google Workspace独自ドメイン設定」の設定をワンクリックで行います。

詳細については、「Google Workspace簡単設定(旧G Suite簡単設定)」をご参照ください。